アルバム発表後、1996年に、中西圭三さんのシングルのカップリングで、コーラスとして参加しています。それが、このMUST BE
HEAVENのカップリング、「Yes」です。
この「Yes」は、松倉佐織さんのソングライティングに集まっていた世間の注目を、そのボーカルワークへ向かせるのに十分な出来映えです。
リードボーカルを取るのは、やはり当時その卓越したボーカルセンスで話題を集めていた中西圭三さん。その中西さんのバックでコーラスを入れるという、かなりのボーカルワークを要求する仕事を、難なくこなし、さらにはその存在感を十分にアピールしてくれています。
中でも、感想部分でのスキャットは、すばらしく、松倉佐織さんの卓越したボーカルセンスを堪能させてくれます。
声という部分でも、中西さんの特徴的な声に、全く負けていません。そういう意味でも、松倉佐織さんのコーラスは、大変聴き所の多いものとなっています。
シングルとしてのMUST BE HEAVENも、THE ALFEEの高見沢俊彦さんが詞を提供したりと、話題になり、結構売れたシングルだと記憶しています。つまり、知らず知らずの間に、松倉佐織さんの声に触れている方も多いのではと思います。
みなさんも、この「Yes」を聴いて、松倉佐織さんのボーカルワーク、是非是非堪能してください。
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